基本的な使い方
・スローリトリーブ
・底に落としてからのリフト&フォール
・テロンテロンジャーク&フォール

大まかにはこの3パターンです。

というわけで、これらの使い方とメタルバイブ特性を解説しながら書いていきます。

穴(ラインアイ)の位置での動きの違いと使い分け
ブリーデンの13VIB30(ビーバイブ)もそうですが、
メバル用に限らず、各社リリースしているメタルバイブにはラインを結ぶ位置が複数あります。

このラインアイの位置でアクションが極端に変わるのがメタルバイブの面白いところ。
つまり、この使い分けがアングラーの腕の見せどころってワケです。

使い分けるには、まずは違いを知らないことには始まりませんので、
その辺りを解説していきます。

メタルバイブはラインアイの位置が前方に付いているほうが細かいバイブレーションを発生します。逆に後方にすればするほど大きなバイブレーションを発生させます。
(鉛の位置とラインアイの位置が遠いほど偏心しやすいため)
そして、それは単にアクションの違いだけでなく、ルアーの浮き上がりやすさにも関係してきます。
(ラインアイが後方だと浮き上がりやすくなる)

お勧めなのが、一度プラ板を長方形に切り、作ってみると面白いです。

切って穴開けてガン玉を挟んで出来上がり。
ウエイトの位置とラインアイの位置を動かすと、とっても面白いです。

クリアの板を使えばクリアのメタルバイブ作れますし、激軽で激スローに引ける
メタル?バイブが作れます。
(強度は弱いですが。笑)


つづいて、メタルバイブの使い分けを解説していきます。

 

つづいて、メタルバイブ(13VIB)の使い分けを解説していきます。
「年末年始2」で「メバルは他の魚種と比べるとアクション後にバイトが出るまでの間が長めなのが特徴」という話を書いたのですが、メタルバイブでの釣りはこの辺りがキーになることが多いです。

でも感覚では「メタルバイブだから」ではなく、アクションが強い(激しい)場合に共通してみられる現象の一つという認識です。

例えば連続トゥイッチ後もそうですし、フローティングミノーのポンプリトリーブもそう。ルアーが射程外から出ていて追わない距離を追わせるテクニックであったり、食い気が渋く、捕食行動にスイッチが入りにくい状態の魚にスイッチを入れるテクニック。これを覚えると今まで出せなかった魚を出せます。

反面、弱点は強引さ。リトリーブの釣りに比べると大連発というのは少ない。これはマッチ・ザ・ベイトでない場面にも多く見られる現象でもあり、ワーミングのサイズ展開でもそう。例えば食いが渋い時にワームを1サイズ上げるとバイトは明確に出やすくなるけど、数が出にくい。けどサイズは拾いやすい。

でも覚えて頂きたいのは、そんな細々したことでなく、釣りはチョットした違いで食う食わないの境界線があるということ。通すコースだったり、通し方だったり、ラインの太さだったり、材質だったり、0.3gの違いだったり、ロッドの角度だったり・・・「まさかそんな違いだけで」というのが、釣りにはビックリするほど多いです。

多くの達者なライトリガーが長年のめり込んでいるのは、やればやるほど見えてくるものがあるからだろうし、その上でも見えていない部分が多いからだろうと思います。
もしワーミング一辺倒の釣りをしているなら、それは本当に勿体ないです。メタルバイブを持ち歩いていないならタックルに2~3個忍ばせてあげてください。メタルジグも、プラグ各種もカブラもそう。

あえて言うなら、そのロッドで背負える限界のプラグを持って欲しいところ。
思わぬ場面で活躍します。

間違いなく釣りの幅を広げてくれますので!

まあ、重いルアーを投げてロッドを何度か折った私が言うのもアレですが(笑)
(この辺りは自己責任で。笑)