From:健太郎

 

 

電車に乗っていた。

 

向かい側には年配で威厳がありそうな初老のおじいさんが大股を開いて新聞を片手で読んでいた。これといって何もない風景なのだが、実は違った。

 

そのおじいさんの横には同じく初老のおじいさんがまっすぐ座っていたのだけど、実はまっすぐではなかった。

 

目と口が新聞紙の方向に曲がってるではないか(笑)

 

 

しかも・・・凝視(笑)いわゆる盗み見なのだけど、顔は本当にまっすぐ前を向いているので、その顔があまりに可笑しくて(笑)新聞持っているおじいさんの腕が動くたびに目が追うわけで(笑)メチャ真剣(笑)

 

私はもう、笑いを堪えるのに必死(笑)

自身のマフラーで口を隠し、声を出さないように踏ん張る!で、チラっと見ると・・・まだ追ってるーーーーー(爆)

 

しかも、その違和感に新聞を持ったおじいさんが、なんとなく気づいてフッと横のおじいさんを軽~く見て、気のせいか?と顔を戻そうとした瞬間に横のおじいさんの目線の行き先に気づく。

 

えっ!ともう一度おじいさんの顔を見る!

 

けど、新聞を盗み見ていたおじいさん、真剣に横目で見すぎていて、気づかれていることに気づいていない(笑)

 

もう・・・その風景がおかしくておかしくて(笑)

その後の15分ぐらいは思い出し笑いをしていたのだった(笑)

 

 

頼むから・・・口は真っ直ぐ向けてよ・・・(笑)